木部・漆喰(しっくい)リノベ

木部リノベ

防腐塗料塗

ホコリや汚れなどは外壁と一緒に高圧洗浄で洗い流します。また、窓や格子など外壁塗装とは異なる塗装の部位箇所は、養生(ビニール、テープ)します。
また、釘の出ているところは補修し、旧塗膜が剥がれている箇所はディスクサンダーで剥がして、塗面を平滑に仕上げ、防腐塗料を塗ります。

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漆喰(しっくい)リノベ

漆喰(しっくい)壁の塗装

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施工前

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施工後

漆喰壁を見たことがあっても、その特徴まで詳しく知っている方はそんなに多くはないでしょう。

漆喰は古くから城郭、寺社、民家、土蔵などの壁に使われていて、壁以外にも瓦や石材の接着や継ぎ目の充填剤としても使用されています。

近年では新築住宅の外壁に使われることは少なくなってしまい、古い建物の外観をそのまま維持するために使われることがほとんどです。

漆喰は消石灰を主原料とし、海藻の一種や砂、刻んだ麻などを混ぜて、水で練り合わせたものです。
断熱性・防火性が高く天然素材なので、レトロでナチュラルな仕上がりのため、一部の方の間では根強い人気を誇っています。

また調湿機能があるため、湿度が高く蒸し暑い日本の夏には最適な素材として、室内の壁材としても広く利用されています。

※調湿機能とは湿度を調整する機能のことで、部屋の湿度が高くなると湿気を吸い(吸湿)、湿度が低い時には湿気を吐く(放湿)機能です。

さらに漆喰には年月をかけて二酸化炭素を吸収して硬くなる性質があり、適切なメンテナンスを行えば漆喰そのものの耐久年数は100年以上ともいわれます。

人体に有害な化学物質を吸着する性質があるのもメリットのひとつです。

一方、左官工事で仕上げるため施工には一定の技量が必要がとなり、腕の良い職人が不可欠です。
また湿式工法のため、乾燥に時間がかかるので工期が長くなりがちです。
そのため施工費が高く、ひび割れしやすいのがデメリットです。

漆喰とひとことで言っても、消石灰以外の原料の違いにより、もっとも一般的な「本漆喰」のほか、「土佐漆喰」、「琉球漆喰」、「西洋漆喰」や、漆喰メーカーが製造して製品化された「既調合漆喰」など様々な種類があります。

 

 

漆喰塗装前

施工前

漆喰塗装後3

施工後

漆喰壁のメンテナンス方法

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漆喰の耐久年数は100年以上といっても、定期的なメンテナンスが不可欠です。
ここでは漆喰壁のメンテナンス方法をご紹介します。

漆喰壁の軽い汚れは、消しゴムや水洗いで落とすことができます。
またカビが生えてしまった場合や、簡単に落ちない汚れの場合は、塩素系漂白剤を水で薄めて、布で拭きとるようにすると落とすことができます。
※ただし酸性の洗剤は使用厳禁なので注意してください。

既存の漆喰壁を補修する場合は、その劣化状態によって補修方法が異なります。

漆喰壁表面のひび割れの場合は部分的に補修が可能ですが、全体的に劣化が激しい場合には既存の漆喰を撤去して下地からやり直しが必要になります。
また表面を触ってボロボロしたら、基本的に表面の漆喰を一旦剥がしてから下地調整をして塗り替えます。

一方漆喰の外壁のメンテナンス時期の目安は15年前後です。

また、既存の漆喰の外壁の上に塗装する場合には注意が必要です。
一般的な外壁塗料をそのまま漆喰の上から塗装すると、1~2年程度で剥がれてしまいます。

漆喰壁に適した塗料を用いる必要があるので要注意です。

漆喰壁の塗装が簡単、低コストで実現できるのでオススメです。